優れたコンテンツは再生可能?
さてさて、終わりゆくゴールデンウィークが始まる前には読み終わっていたこの「コンテンツの秘密」ですが、
コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書 458)
- 作者: 川上量生
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2015/04/10
- メディア: 新書
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連休中に「あ、そうそう」っていうツィートが流れてきたので、個人的備忘録のために貼っておこうと思う。
そして最後の一行がしびれるんですが、この本、この一行にたどり着くように書いてったんじゃないでしょうか。最初、本を書かないかって言われたときはお断りしたらしいんですが、この一行が浮かんで、書きたい!になったのでは、と想像しました/K
— Vジャンプ編集部 (@V_Jump) 2015, 4月 30
そう、それはこの本の途中で、宮崎駿さんは結末を決めずに映画を作りはじめる天才って話が出てくるんですが、IT業界の川上さんは、まったく逆のアプローチで書いたんじゃないかと、そういうことです。/K
— Vジャンプ編集部 (@V_Jump) 2015, 4月 30
編集者はもちろんですが、漫画家さんとかも読むとおもしろいと思いました。これを直感的にやられてる方々だと思いますが、正にコンテンツの秘密が言葉にされているはずです。そして編集者は、いろんな人の顔が浮かぶのではないでしょうか/K
— Vジャンプ編集部 (@V_Jump) 2015, 4月 30
読んでみると本当に平易に優れたコンテンツをどうやって創っていくのかってことを書いてあって、これは新しビジネスを模索している人なんかにもオススメでは と思ったワケなんですよね。
以下個人的な備忘録として。
P.51
- 海外での評価や口絵を参考に「主観的情報量」、作品が脳に気持ちのいいものであること
P.131
- 本物ではなく「わかりやすさ」を強調していること
P.152
いや、しかしこれだけ明晰に What やHow についてまとめてあるのに、なんだかんかでアタるコンテンツはそうは容易く造れない ということにやはりこれまでの自負があったりもするのかなw と思いつつ、次のカドンゴのコンテンツやプラットフォーム自身が楽しみになったりもしたのでした。